夏休みはどこを強化すればいいの?(中学生編)
2013年07月11日
昨日の小学生編に引き続き、過去の夏期講習を参考に、中学生の夏休みの計画を立ててみましょう!
数年前のお盆休みに、中学生の夏期講習を振り返った重吉の感想です。
>夏期講習前半の感想・中学生編です!
中学生の夏の復習と言えば、やはり英・数ですね!
まずは英語ですが、中学1年では、be動詞と一般動詞の区別、三単現のSなどを習う頃ですが、過去に何度も書いたとおり、ここが英語の得意・苦手を分ける第一関門です!
中1で英語の大きな差がつく前に!
(2011.4.20「早稲田佐賀中・高絶対攻略!!」リンク)
また、数年前のベネッセの記事ですが、これから中1の後半にかけて、英語が苦手になっていき、中2で英語の授業が理解できているのは、4割程度という統計も!
【第1回】中学校で英語が苦手になる子が多いのはなぜ?
(2010.9.13 「Benesse教育情報サイト」リンク)
【第2回】英語の授業を理解できている中学生は、4割程度!
(2010.9.27 「Benesse教育情報サイト」リンク)
そんなわけで、2年・3年で英語が苦手な生徒は、be動詞と一般動詞の区別、三単現のSなどの基本から復習し、得意な生徒は、長文読解などに時間をかけました。
それから、数学ですが、各学年、方程式を中心とした文章問題や合同証明、平面図形・立体図形などの図形問題の復習に力を入れました。
数学は、苦手単元を集中して学習すれば、英語よりも成果が上がりやすいので、自信もつきやすいようです!
そして、夏期講習ならではなのが、理科です。
中学での主要科目は、国数英なのですが、苦手意識が強いのは、英数理の順番の生徒が多いようです。
なんとなく点数が取れる国語や単純暗記の社会よりも、暗記+計算の理科の方が、自力で克服できそうもないと焦る生徒が多いようです。
しかし、理科も数学同様、苦手単元を集中すれば、理解はしやすいと思います。
ただ、夏期講習のときだけ勉強量が増えても、通常のときは、あまり勉強しないことが多いため、「忘れる」というのが、理科苦手の元凶のようですね・・
というわけで、理科や社会、英単語など、暗記系は、一時期に時間をかけすぎるよりも、短時間でもいいので、定期的にインプット・アウトプットを繰り返す方がいいと思います。
まあ、全般的に、中学生は、友達全員が高校受験をしますので、小学生よりも受験に対する意識はしっかりしてますが、部活を引退したばかり、楽しい夏休み、まだ受験は先の話という意識があるので、小学生同様、しばらくは、ガオガオ言わなければならないようです <
通常授業で英語、数学を勉強しているが、夏休みは、理・社や国語も!といった生徒さんが、毎年多いですね!
また、英、数に関しても、夏休みの間に、「前学年+1学期の復習」をやってしまうという生徒も多いですし、夏休みなら可能です!
昨日の小学生編でも書きましたが、2学期以降、それほど、過去の復習にまとめて時間をとれる期間はありませんから、夏休みの間に、「まったく分からん!」といった英語や数学を中1の最初からやり直してみましょう!
中1、中2のころは理解できなかったことが、学年が進んだ今なら、「なんだ、そんな簡単なことだったのか!」と、あっさり理解できることもありますし、中1、中2の範囲が理解できれば、中3のまったく分からないと思っていた範囲も、理解できるようになることも多いですからね!
いずれにせよ、夏休みは、学校がないのですから、今までより多くの時間、家や塾で勉強するようにしましょう!
「こんなに長い時間勉強したの初めて! これ以上もうしたくない・・」
と思うぐらい勉強したとしても、来年の1月~3月の私立高や県立高入試では、それ以上に、これまで最高の勉強量をこなさなければ、志望校には合格できませんし、もっと言えば、これまで最高に勉強したと思った高校受験期の勉強量以上のことを、高校では、普段から求められるのです!
つまり、半年後の高校入試時期には、夏休みの勉強量の倍の量を勉強し、志望校に合格すれば、それ以上の勉強量が通常の日課となるぐらい勉強しなければならなくなるのです!
今は、志望校合格を夢見てるだけの時期かもしれませんが、半年後、1年後の勉強はとても厳しいという現実を、高校生の兄姉や先輩、塾の先生たちに聞いてみて、志望校入学後のこともよく考えながら、夏休みを過ごしてほしいと思います!
数年前のお盆休みに、中学生の夏期講習を振り返った重吉の感想です。
>夏期講習前半の感想・中学生編です!
中学生の夏の復習と言えば、やはり英・数ですね!
まずは英語ですが、中学1年では、be動詞と一般動詞の区別、三単現のSなどを習う頃ですが、過去に何度も書いたとおり、ここが英語の得意・苦手を分ける第一関門です!
中1で英語の大きな差がつく前に!
(2011.4.20「早稲田佐賀中・高絶対攻略!!」リンク)
また、数年前のベネッセの記事ですが、これから中1の後半にかけて、英語が苦手になっていき、中2で英語の授業が理解できているのは、4割程度という統計も!
【第1回】中学校で英語が苦手になる子が多いのはなぜ?
(2010.9.13 「Benesse教育情報サイト」リンク)
【第2回】英語の授業を理解できている中学生は、4割程度!
(2010.9.27 「Benesse教育情報サイト」リンク)
そんなわけで、2年・3年で英語が苦手な生徒は、be動詞と一般動詞の区別、三単現のSなどの基本から復習し、得意な生徒は、長文読解などに時間をかけました。
それから、数学ですが、各学年、方程式を中心とした文章問題や合同証明、平面図形・立体図形などの図形問題の復習に力を入れました。
数学は、苦手単元を集中して学習すれば、英語よりも成果が上がりやすいので、自信もつきやすいようです!
そして、夏期講習ならではなのが、理科です。
中学での主要科目は、国数英なのですが、苦手意識が強いのは、英数理の順番の生徒が多いようです。
なんとなく点数が取れる国語や単純暗記の社会よりも、暗記+計算の理科の方が、自力で克服できそうもないと焦る生徒が多いようです。
しかし、理科も数学同様、苦手単元を集中すれば、理解はしやすいと思います。
ただ、夏期講習のときだけ勉強量が増えても、通常のときは、あまり勉強しないことが多いため、「忘れる」というのが、理科苦手の元凶のようですね・・
というわけで、理科や社会、英単語など、暗記系は、一時期に時間をかけすぎるよりも、短時間でもいいので、定期的にインプット・アウトプットを繰り返す方がいいと思います。
まあ、全般的に、中学生は、友達全員が高校受験をしますので、小学生よりも受験に対する意識はしっかりしてますが、部活を引退したばかり、楽しい夏休み、まだ受験は先の話という意識があるので、小学生同様、しばらくは、ガオガオ言わなければならないようです <
通常授業で英語、数学を勉強しているが、夏休みは、理・社や国語も!といった生徒さんが、毎年多いですね!
また、英、数に関しても、夏休みの間に、「前学年+1学期の復習」をやってしまうという生徒も多いですし、夏休みなら可能です!
昨日の小学生編でも書きましたが、2学期以降、それほど、過去の復習にまとめて時間をとれる期間はありませんから、夏休みの間に、「まったく分からん!」といった英語や数学を中1の最初からやり直してみましょう!
中1、中2のころは理解できなかったことが、学年が進んだ今なら、「なんだ、そんな簡単なことだったのか!」と、あっさり理解できることもありますし、中1、中2の範囲が理解できれば、中3のまったく分からないと思っていた範囲も、理解できるようになることも多いですからね!
いずれにせよ、夏休みは、学校がないのですから、今までより多くの時間、家や塾で勉強するようにしましょう!
「こんなに長い時間勉強したの初めて! これ以上もうしたくない・・」
と思うぐらい勉強したとしても、来年の1月~3月の私立高や県立高入試では、それ以上に、これまで最高の勉強量をこなさなければ、志望校には合格できませんし、もっと言えば、これまで最高に勉強したと思った高校受験期の勉強量以上のことを、高校では、普段から求められるのです!
つまり、半年後の高校入試時期には、夏休みの勉強量の倍の量を勉強し、志望校に合格すれば、それ以上の勉強量が通常の日課となるぐらい勉強しなければならなくなるのです!
今は、志望校合格を夢見てるだけの時期かもしれませんが、半年後、1年後の勉強はとても厳しいという現実を、高校生の兄姉や先輩、塾の先生たちに聞いてみて、志望校入学後のこともよく考えながら、夏休みを過ごしてほしいと思います!