平成27年度致遠館中入試(佐賀県立中適性検査)Ⅱ-「2」を考えてみよう!
2015年01月26日
今日も致遠館中などの県立中高一貫校の今年の適性検査の入試問題を考えてみましょう!
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適性検査の問題や評価の観点は、佐賀新聞HPをご参照ください!
平成27年度 県立中学校 適性検査(問題Ⅰ、問題Ⅱ、評価の観点)
(佐賀新聞HPリンク)
では、今日は、適性検査Ⅱの「2」を考えていきましょう!
「2」(1):A、Bのグラフから、比例、反比例のグラフの読み取りの問題ですね。
また、選択肢(あ)~(え)から、(x、y)の組み合わせは、(ア、ウ)か(イ、エ)のどちらかになっているので、(x=ア、y=ウ)と(X=イ、y=エ)の二つの組み合わせのグラフを考えてみましょう!
(x=ア、y=ウ)
x・・1分間にじゃ口から出る水の量
y・・水を入れ始めてからおふろをいっぱいにするのにかかる時間
ここで、xに適当な数値を決めると、yの値も決まるので、いくつかの数値の組み合わせを求めて、グラフに表わすと、
x・・1分間にじゃ口から出る水の量を5Lとすると、300Lのおふろをいっぱいにする時間yは、
y = 300L ÷ 5L = 60分
同様に、x=10L、15L、20L、30L とすると、
x=10L y=300÷10=30分
x=15L y=300÷15=20分
x=20L y=300÷20=15分
x=30L y=300÷30=10分
これらの結果をグラフに書き込むと、下のような反比例のグラフとなります。
よって、(x=ア、y=ウ)の場合、反比例(B)グラフになるので、選択肢(い)が正解となります。
続いて、(x=イ、y=エ)のグラフを考えてみましょう!
x・・水を入れ始めてからのおふろにたまった水の量
y・・水を入れ始めてからおふろがいっぱいになるまでのおふろの底から水面までの高さ
ここでは、おふろの底面積によって、おふろの底から水面までの高さ(深さ)の変わり方が違いますので、おふろの底面積を仮に「5000平方cm」とします。
おふろはいっぱいになるのに、300Lの水が必要で、300L = 300000立方cmとなります。
(1L=1000立方cmだから)
おふろにたまった水の量x=0Lのときは、おふろの底から水面までの高さy=0cm
おふろにたまった水の量x=50L(=50000立方cm)のときは、おふろの底から水面までの高さyは、
50000立方cm ÷ 底面積5000平方cm = 10cm
同様に、x=100L、150L、200Lとすると、
x=100L(100000立方cm) y=100000÷5000=20cm
x=150L(150000立方cm) y=150000÷5000=30cm
x=200L(200000立方cm) y=200000÷5000=40cm
これらの結果をグラフに書き込むと、下のような比例のグラフとなります。
よって、(x=イ、y=エ)の場合、比例(A)グラフになるので、選択肢(う)が正解となります。
したがって、「2」(1)の解答としては、(い)または(う)のどちらかを選べばよいということになります。
「2」(2)おふろの体積は、300L=300000立方cmであり、縦と高さは50cm以上で、横は、縦や高さよりも長い。
縦と高さを、どちらも最小の50cmと考えると、
縦(50cm) × 横 × 高さ(50cm) = 体積(300000立方cm)なので、
横 = 300000 ÷ (50×50) = 120cm
横(120cm)は、縦(50cm)、高さ(50cm)よりも長いので、問題にあっている。
他にも、300000の約数で、50以上の数値を考えると、60があるので、縦を60cm、高さを50cm(または、縦を50cm、高さを60cm)として計算すると、
横 = 300000 ÷ (60×50) = 100cm
横(100cm)は、縦(60cm)、高さ(50cm)よりも長いので、問題にあっている。
他にも、300000の約数で、50以上の約数は、75もあるので、
300000 = 75 × 4000 = 75 × 80 × 50
より、一番大きい80cmを横にして、75cm、50cmを縦か高さにすればよい。
(解答例)(縦、横、高さ)=(50cm、120cm、50cm)、(60cm、100cm、50cm)、(50cm、100cm、60cm)、(75cm、80cm、50cm)、(50cm、80cm、75cm)など。
「2」(3):兄9L、弟4.5Lの9回の組み合わせの合計が、50L以上60L以下になればよい。
(兄0回、弟9回)
9L × 0 + 4.5L × 9 = 0 + 40.5 = 40.5L X
(兄1回、弟8回)
9L × 1 + 4.5L × 8 = 9 + 36 = 45L X
のように、兄と弟の回数を1回ずつ変えながら、計算していくと、
(兄2回、弟7回)・・49.5L X
(兄3回、弟6回)・・54L 〇
(兄4回、弟5回)・・58.5L 〇
(兄5回、弟4回)・・63L X
あとは、合計の量が63Lより多くなるので、計算は不要。
(解答例) 兄3回、弟6回 または、兄4回、弟5回
続いて、水道料の節約代金ですが、
(兄3回、弟6回)の場合、1日に54Lの水を節約できる。
それが、30日分なので、1ヶ月に節約できる水の量は、
54L × 30日 = 1620L
水道料金は、100Lあたり26円なので、
26円 × (1620 ÷ 100) = 421.2円
小数第一位を四捨五入すると、421円。
同様に、(兄4回、弟5回)の場合、1日に58.5Lの水を節約できる。
それが、30日分なので、1ヶ月に節約できる水の量は、
58.5L × 30日 = 1755L
水道料金は、100Lあたり26円なので、
26円 × (1755 ÷ 100) = 456.3円
小数第一位を四捨五入すると、456円。
(解答例)兄3回、弟6回の場合、421円。 兄4回、弟5回の場合、456円。
今回の問題は、(1)、(2)、(3)ともに、全て、複数の解答がありましたので、よく考えて、確実な答えを見つけましょう。
いずれにせよ、計算ミスには気を付けてくださいね!!
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では、今日は、適性検査Ⅱの「2」を考えていきましょう!
「2」(1):A、Bのグラフから、比例、反比例のグラフの読み取りの問題ですね。
また、選択肢(あ)~(え)から、(x、y)の組み合わせは、(ア、ウ)か(イ、エ)のどちらかになっているので、(x=ア、y=ウ)と(X=イ、y=エ)の二つの組み合わせのグラフを考えてみましょう!
(x=ア、y=ウ)
x・・1分間にじゃ口から出る水の量
y・・水を入れ始めてからおふろをいっぱいにするのにかかる時間
ここで、xに適当な数値を決めると、yの値も決まるので、いくつかの数値の組み合わせを求めて、グラフに表わすと、
x・・1分間にじゃ口から出る水の量を5Lとすると、300Lのおふろをいっぱいにする時間yは、
y = 300L ÷ 5L = 60分
同様に、x=10L、15L、20L、30L とすると、
x=10L y=300÷10=30分
x=15L y=300÷15=20分
x=20L y=300÷20=15分
x=30L y=300÷30=10分
これらの結果をグラフに書き込むと、下のような反比例のグラフとなります。
よって、(x=ア、y=ウ)の場合、反比例(B)グラフになるので、選択肢(い)が正解となります。
続いて、(x=イ、y=エ)のグラフを考えてみましょう!
x・・水を入れ始めてからのおふろにたまった水の量
y・・水を入れ始めてからおふろがいっぱいになるまでのおふろの底から水面までの高さ
ここでは、おふろの底面積によって、おふろの底から水面までの高さ(深さ)の変わり方が違いますので、おふろの底面積を仮に「5000平方cm」とします。
おふろはいっぱいになるのに、300Lの水が必要で、300L = 300000立方cmとなります。
(1L=1000立方cmだから)
おふろにたまった水の量x=0Lのときは、おふろの底から水面までの高さy=0cm
おふろにたまった水の量x=50L(=50000立方cm)のときは、おふろの底から水面までの高さyは、
50000立方cm ÷ 底面積5000平方cm = 10cm
同様に、x=100L、150L、200Lとすると、
x=100L(100000立方cm) y=100000÷5000=20cm
x=150L(150000立方cm) y=150000÷5000=30cm
x=200L(200000立方cm) y=200000÷5000=40cm
これらの結果をグラフに書き込むと、下のような比例のグラフとなります。
よって、(x=イ、y=エ)の場合、比例(A)グラフになるので、選択肢(う)が正解となります。
したがって、「2」(1)の解答としては、(い)または(う)のどちらかを選べばよいということになります。
「2」(2)おふろの体積は、300L=300000立方cmであり、縦と高さは50cm以上で、横は、縦や高さよりも長い。
縦と高さを、どちらも最小の50cmと考えると、
縦(50cm) × 横 × 高さ(50cm) = 体積(300000立方cm)なので、
横 = 300000 ÷ (50×50) = 120cm
横(120cm)は、縦(50cm)、高さ(50cm)よりも長いので、問題にあっている。
他にも、300000の約数で、50以上の数値を考えると、60があるので、縦を60cm、高さを50cm(または、縦を50cm、高さを60cm)として計算すると、
横 = 300000 ÷ (60×50) = 100cm
横(100cm)は、縦(60cm)、高さ(50cm)よりも長いので、問題にあっている。
他にも、300000の約数で、50以上の約数は、75もあるので、
300000 = 75 × 4000 = 75 × 80 × 50
より、一番大きい80cmを横にして、75cm、50cmを縦か高さにすればよい。
(解答例)(縦、横、高さ)=(50cm、120cm、50cm)、(60cm、100cm、50cm)、(50cm、100cm、60cm)、(75cm、80cm、50cm)、(50cm、80cm、75cm)など。
「2」(3):兄9L、弟4.5Lの9回の組み合わせの合計が、50L以上60L以下になればよい。
(兄0回、弟9回)
9L × 0 + 4.5L × 9 = 0 + 40.5 = 40.5L X
(兄1回、弟8回)
9L × 1 + 4.5L × 8 = 9 + 36 = 45L X
のように、兄と弟の回数を1回ずつ変えながら、計算していくと、
(兄2回、弟7回)・・49.5L X
(兄3回、弟6回)・・54L 〇
(兄4回、弟5回)・・58.5L 〇
(兄5回、弟4回)・・63L X
あとは、合計の量が63Lより多くなるので、計算は不要。
(解答例) 兄3回、弟6回 または、兄4回、弟5回
続いて、水道料の節約代金ですが、
(兄3回、弟6回)の場合、1日に54Lの水を節約できる。
それが、30日分なので、1ヶ月に節約できる水の量は、
54L × 30日 = 1620L
水道料金は、100Lあたり26円なので、
26円 × (1620 ÷ 100) = 421.2円
小数第一位を四捨五入すると、421円。
同様に、(兄4回、弟5回)の場合、1日に58.5Lの水を節約できる。
それが、30日分なので、1ヶ月に節約できる水の量は、
58.5L × 30日 = 1755L
水道料金は、100Lあたり26円なので、
26円 × (1755 ÷ 100) = 456.3円
小数第一位を四捨五入すると、456円。
(解答例)兄3回、弟6回の場合、421円。 兄4回、弟5回の場合、456円。
今回の問題は、(1)、(2)、(3)ともに、全て、複数の解答がありましたので、よく考えて、確実な答えを見つけましょう。
いずれにせよ、計算ミスには気を付けてくださいね!!
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